会社アカン報

ビジネスに、投資に、就職に、およそ日本の会社を知るには欠かせない情報ハンドブック「会社アカン報」。 マネー全般(株式・FX・不動産など)の”アカン”やつ紹介します。業界記者らが独自取材でアカン銘柄を先読み。

    アカン

     深刻化するカツオの不漁に和歌山県内の漁業関係者も頭を抱えている。 

     「今は漁に出ても、行って帰ってくるだけ。何も取れないよ」。すさみ町のカツオ漁師、長野博さん(75)はため息交じりに語り、大きく肩を落とした。長野さんはひき縄を使った「ケンケン漁」で知られるすさみ漁港で約50年、カツオ漁に打ち込んできた。かつては、カツオ漁期(2~5月中旬)だけで1年の収入を得ていたが、現在では漁だけでは生活ができなくなっているという。

     そればかりか、漁に出ても全くカツオが取れない日もあるといい、漁船の燃費ばかりにコストがかかっている状態だと嘆く。「何とか対策を取らないと、伝統のケンケン漁がなくなってしまうかもしれない。すさみ町の漁師にとって、ケンケン漁は誇り。何としても残したい」と語った。

     和歌山南漁協すさみ支所によると、3月末時点で同支所に所属するカツオ漁師は100人程度。同支所の担当者は、「約30年前は700人もカツオ漁師がいて港もにぎわった。今は人も船も少なくなって寂しい。漁師の平均年齢も70歳前後で、減る一方だ」と話す。その上で、「漁師だけでは生活ができず、若い人は別の職を探している。伝統は残したいが、このままでは、漁師がいなくなってしまう」と危機感をあらわにした。
    http://www.sankei.com/west/news/160421/wst1604210014-n1.html 
     
    磯野カツオ
     

     米ドーナツチェーン大手のクリスピー・クリーム・ドーナツは9日、ルクセンブルクに本拠を置く投資ファンドJABホールディングに13億5000万ドル(約1460億円)で身売りすると発表した。クリスピークリームの株主は1株あたり現金21ドルを受け取る。7~9月期にも手続きが完了し、同社は非上場会社になる見通しだ。 

     JABホールディング傘下の投資会社JABビーチが買収する。買収後も現行の経営体制を維持し、本社も米ノースカロライナ州に置く。クリスピークリームは1937年に創業した。直営、フランチャイズチェーン店をあわせ、世界20カ国以上で約1100店を展開している。日本には2006年に進出した。日本での事業については身売り後も変更はないという。

     JABホールディングは昨年12月にコーヒー事業で世界3位の米キューリグ・グリーン・マウンテンを139億ドルで買収しており、現在は同分野で最大手のネスレ(スイス)に次ぐ2位。ほかに高級靴ブランドのバリー、ジミー・チューなどを傘下に抱えている。
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN09H06_Q6A510C1000000/ 
     
    クリスピー・クリーム・ドーナツ
     

     財務省が作った、「財務大臣になって財政改革をし、2020年までに日本を黒字化するゲーム」が公開された。あくまでゲームのため実際の内容とは異なる部分があるらしいが、国の収支を健全化させるためにはどうすればいいのかきっと目安になるはず! 


    ■実際に体験してみた

     よーしパパも財務大臣になって、お国のためにがんばるぞい! と意気込み、ゲームスタート! まずはコストを削減しても日本国民に影響がなさそうな「経済協力」からコストダウンを図る。「途上国に援助を行うのは、経済大国としての義務だよ」とか言っているバカチンがいるが、まずは日本国民を救うのが優先である。支援額を30%カットすることにした。

    ■大赤字になってしまった

     次はどこを削ろうか...と思って探すも、削ったら国民の負担が上がりまくったり国防がヤバくなるところしかねえええええっ! というどうしようもない状態に。仕方がないのでなるべく税金を上げなかったり防衛費も維持したりしていると...なんと40兆円も赤字を出すという結果に(苦笑)。

     しかも日本終了な感じのイラストまで表示され、今世紀最大のクソ財務大臣になってしまった。ちょっと優しすぎたのだろうか...?

    ■心を鬼にしてみた

     く、くそおおおおっ! これは日本国民として、絶対に黒字化させねばならない! 心を鬼にして、次は国民に鞭打つ政策をしまくって黒字化させてみることにした。まずは社会保障の予算-30%! 国民が老後に病気になったり生活苦で死にそうになっても知らん! 日本は自己責任社会なのだ!

     お次は税制改革! いまよりも30%税収が増えるよう、国民から搾取しまくるぞい! ケツの毛までむしりとってやるのじゃ!

    ■大増税したら黒字に

     そんな感じで超増税と社会保障予算をカットすると、なんとそれだけで黒字化達成してしまったのだ。こ、こんなのアリ!? というか、その他の割合が少なすぎてこのふたつを実行しない限り、ほぼ黒字はムリなことに気づいた。これは財務省が「増税して社会保障予算減らさないと黒字になんねーから! お前ら一般国民の生活が多少苦しくなってもお国のために頑張ってくれよな!」と、ゲームを通して言っているのか? と思ってしまうぐらい日本の未来に絶望してしまう、地獄のような結果であった。
    http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160427/Sirabee_114499.html 
     
    日本を黒字化するゲーム
    日本を黒字化するゲーム
     

     警視庁の警察官による交通違反取り締まりに抗議したところ、容疑を捏造(ねつぞう)され不当に逮捕・勾留されたとして、東京都新宿区の飲食店経営、二本松進さん(67)が都などに計約900万円の賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。松村徹裁判長は「逮捕・勾留は違法捜査だった」と認定し、都に240万円の支払いを命じた。 

     判決などによると、二本松さんは平成19年、妻の運転する車で食材仕入れのために築地市場を訪れ、駐車禁止エリアに約20秒間駐車。警視庁築地署の女性警察官2人が取り締まりを行おうとした。二本松さんが「車内には妻がおり、すぐ発車できる。他にも放置車両がたくさんある」と抗議すると、女性警察官は「暴行を受けた」と無線で応援を呼び、二本松さんは公務執行妨害の現行犯で逮捕。その後、公務執行妨害と傷害の容疑で19日間勾留され、最終的に不起訴(起訴猶予)となった。

     松村裁判長は「暴行を受けたとする警察官の供述には変遷や齟齬がある。目撃者4人も『暴行はなかった』と証言している。暴行があったと認定できない」とし、「逮捕や勾留は違法だった」とした。

     判決後に東京都内で会見した二本松さんは「反論された女性警察官はかっとして、暴行をでっちあげたのだと思う。小さい事件だが、証拠を捏造してでもメンツを守ろうとする捜査当局の姿勢が現れた事件だ。公務員は適切に業務を果たしてほしい」と話した。
    http://www.sankei.com/affairs/news/160318/afr1603180030-n1.html

    築地市場

     小田急電鉄は4月28日、東北沢~和泉多摩川間の複々線化による輸送改善効果を発表。ピーク時間帯の所要時間で、町田~新宿が10分短縮するとした。 

     複々線の完成で、「平日ピーク1時間当たりの運行本数が現行27から36へ増発」、「混雑率が現在の189%から、車内で新聞や雑誌を楽な姿勢で読むことができる160%程度へ、大幅に改善」、「平日ピーク時間帯の所要時間が短縮」する見込み。「小田急線は混んでいると」いうイメージを払拭するという。

     主な駅から新宿までの所要時間の変化は、新百合ヶ丘が6分(34分→28分)、町田が10分(48分→38分)、小田急多摩センターが5分(45分→40分)、海老名が9分(60分→51分)、大和が8分(61分→53分)、それぞれ短縮する。複々線化は現在、世田谷代田~和泉多摩川(8.8キロ)が完成し、複々線による運転中。残る東北沢~世田谷代田間(1.6キロ)は2017年度に完成し、下北沢駅舎が完成する2018年度の事業完了を目指している。ダイヤ改正は2018年3月の予定。
    http://machida.keizai.biz/headline/2186/ 

    小田急線

     三陽商会は28日、2016年1~3月期の連結営業損益が5億1800万円の赤字(前年同期は49億7500万円の黒字)になったと発表した。15年6月に英ブランド「バーバリー」衣料のライセンス契約を終えたことが響いた。「マッキントッシュロンドン」など、後継ブランドでは落ち込みを補いきれなかった。 

     売上高は前年同期比36%減の190億円と大幅に落ち込んだ。16年12月期通期の業績予想は変えていない。売上高は前期比21%減の770億円、営業損益は20億円の赤字(前期は65億円の黒字)の見通し。
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28H7E_Y6A420C1000000/ 
     
    バーバリー
     

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